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    <title>Diary of Kazuya Nagaya</title>
    <link>http://rhyme.exblog.jp</link>
    <description>kazuya nagaya</description>
    <dc:language>ja</dc:language>
    <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
    <dc:rights>2018</dc:rights>
    <pubDate>Mon, 28 May 2018 21:16:13 +0900</pubDate>
    <dc:date>2018-05-28T21:16:13+09:00</dc:date>
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      <title>Diary of Kazuya Nagaya</title>
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      <description>kazuya nagaya</description>
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    <item>
      <title>Got Interviewed for Polish Music Magazine. </title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/238549099/</link>
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      <description><![CDATA[I got interviewed for a portal music magazine Nowamuzyka, Poland.English version below.I talked about my latest album “Microscope of Heraclitus” and other topics like my music background, future project and all that.Please have a look.<br />
ポーランドのウェブマガジンからいただいたインタビューがアップされましたので、もしよろしければ、どうぞお読みください。ポーランド語に続いて、その下に英語でのバージョンが掲載されています。内容は、先日リリースした『Microscope of Heraclitus』のこと。それから僕が影響を受けた作曲家のこと、音楽以外からの影響、最近聴いている音楽のこと、等々です。それから、このアルバムにはポーランドの湖水地方であるカシュビでレコーディングした古い歌をベースに作曲した曲が収録されているのですが、その背景についても話しています。いつか、このことはしっかりと書いてみたいことですが、少しだけそのさわりを話しました。<br />
それは、湖水地方のカシュビに滞在していたある夜、ポーランドの友人と漆黒の闇の中を車で走った時のことです。僕と彼はともにエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトの大ファンで、彼と会えばいつもアルヴォ・ペルトの話をしているのですが、その時カーラジオから、アルヴォ・ペルトの『My Heart`s in the Highland』が流れてきました。まったくの偶然です。ひどいノイズ混じりで、そのノイズの海の向こうから、かすかに聞こえてきました。僕たちは二人して息を飲み、殺し、そのノイズの向こうから聞こえてくるあまりにも美しい音楽に耳を澄ましました。漆黒の闇と、ヘッドライトが照らし出す森の木々。アルヴォ・ペルトの音楽は、僕と彼が共有している何か深いものと響き合っています。それはうまく言葉にできないかも知れないけど、握られた拳のような確かさを持っているものです。それが偶然、その時、僕たちの耳に届いてきました。このことは、僕がこれまで経験した中で、もっとも美しいものの一つでした。人生には言葉で理解しようのないことが数多くあることはわかっているつもりですが、それでも、僕たちは理解を超えた地平からふいに現れる美しいものを目の当たりにし、そしてもう一度、言葉を失うのです。人生って一体どうなっているのだ、と、さらに問いかけるのです。<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>Music</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Mon, 28 May 2018 21:16:13 +0900</pubDate>
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    </item>
    <item>
      <title>アルバム『Microscope of Heraclitus』リリース</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/238457249/</link>
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      <description><![CDATA[4月12日の今日、僕のアルバム『Microscope of Heralitus』がバルセロナのレーベル Indigo Rawよりリリースされました。ダウンロード、ストリーミングは以下のサイトよりご利用できます。どうぞよろしくお願いいたします。<br />
Itunes ➤ https://goo.gl/xDWXUs<br />
Spotify ➤ https://goo.gl/qFDNX2<br />
Beatport ➤ https://goo.gl/HpXK75And in all major download/streaming stores worldwide.<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201804/12/22/a0006822_22050893.jpg" alt="_a0006822_22050893.jpg" class="IMAGE_MID" height="500" width="500" /></center>ところでアルバムのタイトルは、日本語では『ヘラクレイトスの顕微鏡』となります。ヘラクレイトスは、古代ギリシアの植民地だった小アジアのエフェソス出身の哲学者で、ニーチェの「永劫回帰」に深い影響を与えた人です。「同じ河には、二度と入れない」と彼の断片録にあるように、彼はすべての現象が生成変化していることを語りました。いわば彼は微視的な、顕微鏡的な感覚と思考を持っていたわけです。それが、このアルバムのタイトルとなっています。この微視的な思考を持っていた人々は、もちろんヘラクレイトス以降も多く存在しています。例えば、画家フェルメール、数学者マンデルブロー、ニーチェ、哲学者ドゥルーズ、精神分析家ガタリ、そしてバッハ。ヘラクレイトスが生きていた時代、彼は「謎をかける人」あるいは「闇の人」と呼ばれていたそうですが、それは僕にやはりニーチェを思い起こさせます。孤高の哲学者、小アジアを颯爽と闊歩するヘラクレイトスの姿を想像すると、なぜか僕は勇気づけられるような思いがします。もしよろしければ、ぜひお聴きください。<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>Music</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 12 Apr 2018 22:16:31 +0900</pubDate>
      <dc:date>2018-04-12T22:16:31+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>カシュビ〜Kaszuby</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/23477807/</link>
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      <description><![CDATA[『カシュビ〜Kaszuby』<br />
昨秋、ポーランド北部の美しい湖水地方カシュビを訪れた際、美術館でのライブの後、主催の方が僕をホームパーティに招いてくれた。<br />
カシュビは、ポーランド先住系の人々が暮らす地域で、言語もポーランド語と異なっている。そのため、道路標識などもポーランド語とカシュビ語の二重表記となっている。<br />
そのホームパーティである女性が、カシュビの古い歌を聴きたい、という僕の願いに応えてくれたのだった。<br />
美しい歌だった。<br />
しかし、それは悲しい歌でもあった。多くの東欧の歌がそうであるように。東欧の歌の、この美しい悲しみは一体どこから来るのだろう。<br />
僕は、その歌を手持ちのiPhoneで録音し、そして1年以上が経って、ようやくそれを編曲し、ひとつの曲にすることができた。<br />
<br />
写真もすべてiPhoneで簡単に撮ったものばかりだし、そもそも僕は写真を撮る習慣がないから、あまり良い写真もないが、ともあれ何枚かの写真を記憶として収録しておいた。<br />
どうか、もしよろしかったら、お聴きください。<br />
日本人の多くがほとんど知らない場所。美しい湖と森と、そしてやっぱり美しい歌が湖水を霧のように流れてゆくひそやかな大地。カシュビの歌。<br />
<br />
"Kaszuby"<br />
Recorded Kaszubian folk song last autumn and arranged it to this ambient track "Kaszuby". <br />
This track is dedicated to my friends who were with me when I recoreded the song in Kaszuby.<br />
<br />
]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 15 Dec 2016 22:53:35 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-12-15T22:53:35+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>仔猫のこと②</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22743886/</link>
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      <description><![CDATA[外で生まれた仔猫は、母猫にネグレクトされ、寒い冬の夜を我が家の楽器倉庫で過ごすようになったが、僕たちは彼女に去勢手術を受けさせ、何本かの注射を受けさせた。<br />
しかし彼女と家の中で一緒に暮らせるようになるためには、先住猫との相性もあるし、何よりも彼女が猫エイズと猫白血病のキャリアでないことが前提となる。先住猫はキャリアではないから、もし彼女がキャリアであった場合、2匹を一緒にすることはつまり先住猫の生命にも深い影響を与えてしまうことになるからだ。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/23/22/a0006822_2394729.jpg" alt="_a0006822_2394729.jpg" class="IMAGE_MID" height="666" width="500" /></center><br />
先週のこと、獣医のもとへ彼女を連れていった。<br />
お腹の虫下しの注射をしてもらった後、彼女がキャリアであるかどうかの検査をしてもらった。<br />
「15分くらいで結果がわかるから、待ってて」<br />
と言われ、彼女を入れたバスケットケースを抱えて、待合室で待つその15分はとても長かった。彼女はその中で、ずっと鳴いていた。もし彼女がキャリアであったなら、僕たちは彼女をもう一度、外の世界へ明け渡さなければならない。それしか選択肢はないが、僕にはそれをする自信がなかった。<br />
やがて診察室にもう一度、呼ばれ、バスケットケースで鳴き続ける彼女と一緒に入っていくと、<br />
「エイズの白血病も陰性だよ。オールクリア」<br />
と言われた。その時の安堵と喜びの大きさといったらなかった。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/23/22/a0006822_2310227.jpg" alt="_a0006822_2310227.jpg" class="IMAGE_MID" height="666" width="500" /></center><br />
そして、もうひとつの課題である先住猫との相性も、僕はずいぶん心配したのだが、わずか1時間もしないうちに彼は幼い彼女をすっかり受け入れてくれた。我が家の2頭の心優しい犬たちは、仔猫の彼女を気遣ってくれた。<br />
一般論としての動物たちのことは、僕にはよくわからない。<br />
しかし、僕が接してきた動物たち、僕が愛した動物たちはただのひとつの例外もなく、みな心から優しかった。彼らはみなスイートだった。<br />
彼らは純粋な贈与のように、僕たちの世界の片隅に生きている。<br />
しかし、その片隅はむしろ中心である。そこから、僕たちはかけがえのない愛情と経験と、そして他者のために生きる学びを得ることができるのだから。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/23/22/a0006822_23101921.jpg" alt="_a0006822_23101921.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 23 Apr 2016 23:10:26 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-04-23T23:10:26+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>小さき精霊たちの消息〜諏訪篇</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22722358/</link>
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      <description><![CDATA[今年5月27日（金）～29日（日）にかけて、八ヶ岳＆諏訪エリアの縄文文化と諏訪信仰の聖域をめぐるツアー『Invisible Deities～小さき精霊たちの消息・諏訪篇』を行なうことになりました。<br />
宿泊は、八ヶ岳南麓のペンション（2泊）になります。<br />
それぞれの夜には、僕のライブと、井戸尻考古館学芸員による縄文文化をめぐる講演を予定しています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/16/22/a0006822_22331695.jpg" alt="_a0006822_22331695.jpg" class="IMAGE_MID" height="334" width="500" /></center><br />
また、この『Invisible Deities～小さき精霊たちの消息・諏訪篇』では、諏訪を中心に存在する精霊ミシャグジの消息、そして神社神道が流通する以前の文化圏である八ヶ岳縄文文化の痕跡を巡り、諏訪大社4社を巡ります。<br />
八ヶ岳縄文文化は、縄文時代中期に大きく栄え、独自の土器や土偶などを遺しました。それらの土器・土偶には彼らの内的世界が厳密な形で刻まれ、そこに神話の萌芽と宗教的エクスタシーを見ることができます。<br />
ミシャグジは、現在でも解明されたと言い切れない謎の精霊であり、諏訪を中心に広く日本に分布しています。縄文時代の石棒（リンガ）がミシャグジと同一視されることもあるため、この精霊は縄文時代から信仰されていた可能性もあります。<br />
また、諏訪大社は、その胎内に狩猟文化を宿したまま現代に至っているように僕には思われます（もちろん間違いである可能性も高いですが）。<br />
日本の神は不浄を嫌うとされますが、諏訪大社には狩猟の祭祀があり、そこで流される血は必然です。いわば、諏訪は日本の神道に内面化することのできない差異を根底に宿しており、それが諏訪信仰を際立たせているように思われます。<br />
そして、それこそが諏訪の魅力を形作っています。<br />
そこは解読しきれない深い謎を湛え、訪れた人に問いかけます。<br />
私たちがかつて信じていたもの＝精霊は、一体何だったのか。<br />
かつて存在した多層的な文化は、どのように一元化されようとしているのか。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/16/22/a0006822_22333960.jpg" alt="_a0006822_22333960.jpg" class="IMAGE_MID" height="667" width="500" /></center><br />
ツアーの詳細は以下の通りです。<br />
皆さま、ぜひご参加ください。<br />
<br />
＊＊＊＊＊<br />
・日程：2016年5月27日(金)～29日(日)/2泊3日<br />
・宿泊先：遊悠塾ふぁみりぃ(tel:0551-38-3191)<br />
〒409-1501  山梨県北杜市大泉町西井出7224-3<br />
・参加費：65,000円(宿泊費(2泊・朝夕食付)および長屋和哉 LIVE料金、講演料ともに含む)<br />
＊集合＆解散場所までの交通費・昼食費は各自ご負担願います。<br />
・集合＆解散場所は、ともにJR中央本線「小淵沢駅」を予定。<br />
・募集人数：10名(最小催行人数6名)<br />
・申込み締切日：2016年5月24日(火)まで。<br />
・お問い合わせ：invisibledeities@gmail.com<br />
・お申込先：http://kokucheese.com/event/index/373323/<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/16/22/a0006822_22335521.jpg" alt="_a0006822_22335521.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>ライブツアー</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 16 Apr 2016 22:34:27 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-04-16T22:34:27+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>仔猫のこと</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22722346/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/22722346/</guid>
      <description><![CDATA[八ヶ岳の12月、いよいよ厳しい冬になろうとする頃、生まれてまだ3ヶ月ほどの仔猫が体じゅうを泥のようなもので汚し、寒そうに体を震わせていた。<br />
僕の家の周囲には、何匹かののら猫君たちが暮らしていて、その仔猫はお母さん猫と一緒に、僕たちが家の外に用意しておいた箱の中で暮らしていたのだが、その仔猫が体を汚してどこかから帰ってきたため、お母さん猫は仔猫を威嚇し、近寄ろうとする仔猫を牙を剥くようになった。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/16/22/a0006822_22284589.jpg" alt="_a0006822_22284589.jpg" class="IMAGE_MID" height="667" width="500" /></center><br />
その姿がとても可哀想で、僕たちは楽器倉庫にベッドを作り、そこで仔猫が暖かく過ごせるようにして、招き入れた。<br />
我が家には先住猫のミント君がいるため、簡単に家の中まで入れることはできないが、楽器倉庫だったら問題ないし、冬の屋外とは比べものにならないくらい暖かいから、仔猫はそれ以来、そこで夜を過ごすようになり、いつしか仔猫の家となった。<br />
それから3ヶ月と少し、仔猫は成長し、やがて女の子であることがわかった。<br />
僕たちは彼女を家に迎え入れ、我が家の2匹めの家猫になってもらおうと思って獣医のもとへ連れていった。いくつかの検査と注射、そして手術が彼女を待っていた。そして、それはさらにまだ続く。<br />
<br />
それらの施術は、もちろん彼女のために為そうと思ったことだ。<br />
だが、僕に確信が持てない。その小さな可愛い命は、外でそのまま生きていたほうが幸せだったろうか、と思う。<br />
何本かの注射、触診、そして去勢手術。<br />
そのたびに、彼女は僕たちの腕に抱きかかえられ、車に乗せられ、診察台に載せられる。僕たちは精一杯、彼女に声をかけつづける。彼女が不安にならないように。彼女が孤独にならないように。彼女が怯えないように。<br />
そして、その小さな命は、それらの試練をすべて乗り越え、いま、僕の膝の上で静かに目を閉じ、眠りつづけている。<br />
よく頑張ったね、と思う。<br />
でも、僕にはやっぱり確信が持てないのだ。その小さな命は、果たしてこれで本当に幸福なのだろうか。僕は何かとても大きな間違いをして、彼女を苦しめているのではないだろうか。<br />
あまりに小さ過ぎて、あまりに弱くて、僕たち人間にはとうてい逆らうことができないその小さな命を、僕はひどく傷つけてしまったのではないだろうか。<br />
<br />
その仔猫のささやかな寝息。折れてしまいそうなほど小さな手。僕の手の中の生命。<br />
もしまた同じ選択をする時が来ても、きっと僕は同じことをすると思う。しかし、やっぱり心の底ではわからないままである。<br />
ごめんね、と思う。<br />
何度も何度も、仔猫にごめんねを言いながら、僕はまた獣医のもとへ彼女を抱きかかえていくのだと思う。彼女の命の行方を変えてしまった悲しみのようなものも一緒に抱えて。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201604/16/22/a0006822_2229194.jpg" alt="_a0006822_2229194.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 16 Apr 2016 22:29:07 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-04-16T22:29:07+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>犬を愛する理由</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22637246/</link>
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      <description><![CDATA[犬たちとの暮らしの中で、僕が彼らを尊敬し愛してやまない理由は、彼らが持っている信頼の力にある。<br />
彼らはつねに僕を信頼してくれる。それは彼らの全身全霊を込めた信頼であり、愛情である。その揺るぎない力に、僕はいつも心が震える。それは文字通り毎日のことで、僕は彼らを毎日、感謝を込めて抱きしめる。<br />
なんて美しい生命なんだろう、と思う。<br />
他者に対する溢れるような信頼を、彼らはどうやって獲得できたのだろう、と考える。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201603/24/22/a0006822_23205712.jpg" alt="_a0006822_23205712.jpg" class="IMAGE_MID" height="375" width="500" /></center><br />
人類と共通の祖先を持つ類人猿には、オラウータンやゴリラやチンパンジーがいるが、その他チンパンジーによく似たボノボという種が存在している。ボノボは見かけ上ほとんどチンパンジーと変わらないのだが、集団的な性格はほとんど正反対で、チンパンジーの社会は男性優位で権力闘争の果ての殺戮、戦争、レイプが発生することがあるが、ボノボの社会は女性優位であり、抗争は年長のメスによって調停され、回避される。<br />
この二つの社会は対照的だが、チンパンジーとボノボのDNAの違いはほんのわずかであるらしい。そして、人類との比較でいえば、「チンパンジーと人類の差」と「ボノボと人類の差」は変わらない。比喩的に言い換えれば、戦闘的な社会と人類との距離は、平和的な社会と人類との距離と変わらない、ということでもある。<br />
いわば、人類は戦闘と平和とを同じように手にしているのである。<br />
例えば、帝国末期としてのアメリカ大統領選を見ると、その戦闘性によってポピュリズムを握ったトランプと、貧富の格差の解消を通じてあらゆる人々に安心して生きる権利を与えようとするバーニー・サンダースとの対比は、まるでこれら対照的な二つの社会を見るようである。僕の知人はこの構図を「まるで指輪物語のようだ」と評したが、言い得て妙である。<br />
<br />
犬たちの人間に対する信頼は無条件に深く、それは僕たち人間には到底、到達しえない深度であるかのようだ。<br />
ただ、僕たちの近縁であるボノボの社会はそれを実現しているし、友愛の理念は紀元前の時代からそれを獲得してこようとしてきた。いわば、僕たち人類は戦闘と平和の間に立ち続けてきたわけである。<br />
そして、犬たちは、僕たちの中のもっとも崇高な部分を映し出す鏡である。<br />
その鏡には、信頼が映っている。<br />
そして、友愛が映っている。<br />
愛情が映り、委ねることが映っている。<br />
愛すべき美しい生命。<br />
犬たち。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201603/24/22/a0006822_23211677.jpg" alt="_a0006822_23211677.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Thu, 24 Mar 2016 23:21:33 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-03-24T23:21:33+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>ライブ「すべての美しい闇のためにⅡ」with 高山典子</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22430274/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/22430274/</guid>
      <description><![CDATA[バイオリニスト高山典子さんとのコラボライブです。<br />
東京代々木上原の音響の素晴らしいホールです。ぜひいらしてください。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/12/22/a0006822_2131325.jpg" alt="_a0006822_2131325.jpg" class="IMAGE_MID" height="707" width="500" /></center><br />
ライブ「すべての美しい闇のためにⅡ」with 高山典子（バイオリン）<br />
<br />
日程：3月5日（土）<br />
出演：高山典子（バイオリン）長屋和哉（Mac、パーカッション）<br />
料金：3,000円（当日4,000円）<br />
時間：19:00開演（18:30開場）<br />
会場：MUSICASA（ムジカーザ）<br />
住所：東京都渋谷区西原3-33-1<br />
アクセス：<br />
小田急線・千代田線「代々木上原」駅東口より徒歩2分<br />
京王線「幡ヶ谷」駅南口より徒歩12分<br />
予約・お問合せ：ミュージックアソシエイツ<br />
Tel：03-5999-8016<br />
web：http://nonnonspace.com<br />
主催：ミュージックアソシエイツ<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/12/22/a0006822_2133066.jpg" alt="_a0006822_2133066.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>ライブツアー</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 12 Feb 2016 21:03:46 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-02-12T21:03:46+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>美について</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22415107/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/22415107/</guid>
      <description><![CDATA[古いデータを整理していたら、およそ10年ほど前、知人に依頼されて書いた詩が見つかった。<br />
テーマは「美」について。<br />
もしよろしかったら、どうかお読みください。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/10/22/a0006822_21482100.jpg" alt="_a0006822_21482100.jpg" class="IMAGE_MID" height="335" width="500" /></center><br />
美について<br />
<br />
きみは<br />
尽きることのない海から生まれ<br />
踏みしめられた銀色の雪に<br />
かつて<br />
歓びの声をあげたのだ<br />
人生はその歓びのすべてだと<br />
陽光に満ちた午後の食卓で<br />
祖母に教えられたのだ<br />
<br />
きみは<br />
思い出すことができるだろうか<br />
あでやかな花にも似た<br />
賑やかな午後の樹の下で<br />
きみの生が祝福され<br />
きみの名が決められた<br />
夏の午後を<br />
きみは<br />
一編の詩の行間にこぼれた<br />
海のような空白に<br />
生を受けたのだ<br />
<br />
きみの名は<br />
すべての祝福と歓喜のなかで<br />
召喚された<br />
初めての夏の午後に<br />
父はきみの名を呼び<br />
そして母は<br />
さらに名を呼んだ<br />
きみは世界の無垢よりも無垢で<br />
世界の美よりも<br />
さらに美であった<br />
<br />
ひとときも絶えることなく<br />
きみとともに歩いてきたのだ<br />
初めての夏の午後<br />
きみはそうして歩きはじめたのだ<br />
父がきみの名を呼び<br />
母がさらに呼んだ<br />
眩い夏の午後から<br />
<br />
長屋和哉　2007年初夏<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/10/22/a0006822_2148174.jpg" alt="_a0006822_2148174.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 10 Feb 2016 21:48:32 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-02-10T21:48:32+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>柳本和也×長屋和哉　寿ぐ冬の高野山リトリート</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22388015/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/22388015/</guid>
      <description><![CDATA[今月末（2/26〜28日）、高野山にて【柳本和也先生と長屋和哉のコラボ高野山リトリート】が開催されます。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/07/22/a0006822_23523834.jpg" alt="_a0006822_23523834.jpg" class="IMAGE_MID" height="666" width="500" /></center><br />
これは通常、2泊3日の内容ですが、1泊のみ参加 & WSのみ参加の募集も開始されましたので、もしご興味のある方はぜひ冬の高野山にいらしてください（但し、2/12（金）までは、宿泊あり2泊の方→1泊の方→宿泊なしの方の順で優先的に受付させていただきます、とのことです。マットを敷くスペースに限りがあり、宿泊してもコラボWSに参加できない、とならないように何卒ご了承くださいませ）。<br />
また、僕の行なうワークショップ『シンギングボウルの演奏法と音の不思議』では、倍音とは一体どういうもので、どのように構成されているかについてなどを概説しながら、美しい音の演奏法を説明したいと思っています。同時に、神話や仏教への脇道を経巡り、「音」を中心とする万華鏡＝カレイドスコープのようなワークショップにしたいと思います。<br />
ご自身のシンギングボウルをお持ちの方は、ぜひご持参ください。<br />
どうぞよろしくお願いいたします。<br />
【柳本和也×長屋和哉　寿ぐ冬の高野山リトリート】<br />
▲2/26～28　2泊3日　￥55,000（①②③④⑤⑥のワークに参加）<br />
▲2/26～27　1泊2日　￥30,000（①②③④のワークに参加）<br />
▲2/27～28　1泊2日　￥31,500（④⑤⑥のワークに参加）<br />
▲WSのみ参加<br />
①『Kazuya Yoga WS』 2/26 14:45～16:15 ¥5,000<br />
②『シンギングボウルの演奏法と音の不思議』 2/26 19:00～21:00 ¥5,000<br />
③『セルフプラクティス』 2/27 6:00～7:45 ¥4,500<br />
④『瞑想ライブ~ミトラの夢~』 2/27 12:45～14:15 ¥5,000<br />
⑤『コラボWS』 2/27 14:45～16:15 ¥10,000<br />
⑥『Asana Mandala WS』 2/28 10:30～12:30 ¥6,000<br />
　<br />
詳細＆お申込み→http://biotope-yoga.com/?p=4004<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201602/07/22/a0006822_2352537.jpg" alt="_a0006822_2352537.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>未分類</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 07 Feb 2016 23:53:17 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-02-07T23:53:17+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>音楽の夢</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/22130009/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/22130009/</guid>
      <description><![CDATA[2015年最後の夜、音楽の夢をみた。<br />
僕はその夢のなかで、音楽を作っていた。シンセサイザーかピアノらしきものを弾きながら、和音の流れを作っていた。最初に僕が奏でた和音はEm（イーマイナー＝ミ短調）で、それがやがてE♭m（イーフラットマイナー＝ミ♭短調）に転調されるような流れの音楽を作っていたのだ。<br />
そこへ、見知らぬ男がやって来て、僕にこう言った。<br />
「Emは、過去における死を意味している」と。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201601/10/22/a0006822_23554650.jpg" alt="_a0006822_23554650.jpg" class="IMAGE_MID" height="335" width="500" /></center><br />
Emとは、ミの音をベースに作られる悲しげな響きの和音である。その男は、それが「過去に起こった誰かの死」の意味なのだ、と言ったのだ。<br />
すると、そこになぜか、三島由紀夫が突然あらわれて、彼に続けてこう言った。<br />
「E♭mは、未来の死を意味する」<br />
と。つまり、僕が作っていた音楽の流れは「過去における誰かの死が、未来における誰かの死になる」という意味を持っている、と夢のなかの三島由紀夫は言ったのである。<br />
僕はそこで考え込んでしまった。もちろん夢のなかでのこと。<br />
過去において起きた死が、未来に起こるであろう死に転換されるようなことは、果たして「あり得る」のだろうか？<br />
もしそれがあり得るとすれば、過去における死は未来に繰り返される運命にあり、死の一回性、つまりその「出来事性」は失われてしまう。それは同時に、時間の一回性が失われることであり、たとえば僕たちの宇宙の時間の始まりとしてのビッグバンという特異点も失われることを意味している。<br />
だから、もし夢のなかの三島由紀夫が言ったことが本当であるならば、世界は永遠に時間を失っている、ということである。<br />
永遠に時間を失っているとは、つまり、死は永遠に死そのものを繰り返し、生もまた永遠にそれ自体を繰り返す、ということであり、それはニーチェの「永劫回帰」を思わせる。あるいは、ひとつの「輪廻転生」のモデルなのだろうか。<br />
<br />
そのあたりのどこかで、僕は目を覚ます。<br />
そして深く考え込む。<br />
三島由紀夫の『豊穣の海』は輪廻転生をめぐる小説だが、そこでは大乗仏教の唯識をベースにした輪廻転生が語られている。<br />
それは大乗仏教であるから、「空性」はその哲学の大前提であり、あらゆる存在は「空」として捉えられている。つまり、輪廻転生する主体＝魂は、それ自体として存在しないのである。<br />
しかし、輪廻はするのだ。<br />
では何が輪廻するのか？<br />
唯識では、輪廻するものは「阿頼耶識」という働きそのものであり、それは主体を持たない。つまり、「働き」という述語しか存在しないのである。<br />
ここに至って、僕たちの思考はひどく厄介な問題を抱え込んでしまうことになる。なぜなら、人間の思考＝言語は主語なしには作動しないようにできているからだ。<br />
<br />
2015年最後の日、僕はいつものように犬たちを散歩へ連れていった。<br />
しかし、歩きながら考えていたのは唯識のことではなく、なぜ、Emが過去における死を意味している、なんて夢のなかの男は言ったのだろう、ということだった。<br />
夢のなかで、僕たちは表象＝シニフィアンの連鎖を体験する。<br />
Emと、過去における死には、果たしてどのようなつながりがあるのだろうか。それらを結びつける情動はなんだろうか。<br />
そして、音楽は意味から自由になることはできるのだろうか。<br />
よく晴れた冬の空。<br />
風は冷たく、樹々は凍え、犬たちは森を駆けてゆく。<br />
僕は大声で、彼らを呼ぶ。<br />
犬たちは美しい。その彼らの眼に、大きな冬の空が映っている。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201601/10/22/a0006822_2356076.jpg" alt="_a0006822_2356076.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sun, 10 Jan 2016 23:56:15 +0900</pubDate>
      <dc:date>2016-01-10T23:56:15+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>『すべての美しい闇のために』再販</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/21899024/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/21899024/</guid>
      <description><![CDATA[僕の5枚めのソロアルバム『すべての美しい闇のために』は長いあいだ絶版のままでしたが、このたび増版され、ようやく再リリースすることができました。<br />
ウェブサイトのほうはまだ準備できていない状況ですが、もしご購入に興味がおありの方がいらっしゃいましたら、下記のメールアドレスに直接お問合せくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。<br />
info@ame-ambient.com<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201512/05/22/a0006822_23205126.jpg" alt="_a0006822_23205126.jpg" class="IMAGE_MID" height="429" width="500" /></center><br />
もう何年も前に、このアルバムをリリースする時、何人かの人からタイトルを考え直したほうがいい、と言われました。<br />
それは言うまでもなく、闇という言葉の持つダークでネガティブなイメージのせいです。僕にもそれはよくわかっていましたが、結局このタイトルのままアルバムをリリースすることにしました。<br />
光と闇。<br />
光はその輝かしさによって、大いなる正義や愛のメタファーとなりますが、光が眩ければ眩いほど背後の潜む闇は深くなります。すべてはコインの裏表であり、あらゆる存在は相対的です。<br />
心理学者のカール・ユングは、父と子と精霊の三位一体に悪魔を加え、四位一体を唱えますが（ユングは、4という数字にずいぶんこだわっていました）、それは彼が、光と闇が相対的に存在し、お互いがお互いを内包していると考えたからだと思います。<br />
いずれにしても、このとき闇はその内側に、光を包み込んでいます。<br />
その光は、もしかしたらあまりにも小さくて、ささやかで、仄かで、多くの人の目には見えないかも知れません。<br />
多くの人は、最初から見るつもりすらないかも知れません。闇は忌むべきものであり、人生から立ち去ってもらうべきものであり、あたかも最初から存在すらしなかったかのように振る舞うのです。しかし、その人がもし「私の人生に闇はない」と言うとき、その人はむしろ恐るべき闇のなかに立っています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201512/05/22/a0006822_2321737.jpg" alt="_a0006822_2321737.jpg" class="IMAGE_MID" height="343" width="500" /></center><br />
しかし、もし闇を見つめる勇気と誠実さがあれば、そこには人間が持っている優しさや悲しみや歓びがかならず見つかるはずです。例えば、ブッダは絶えずそこへ回帰しようとしていました。<br />
なぜなら、そここそが、人が生きる場所だからです。<br />
闇のなかには、ささやかな光が明滅し、それを抱きしめる腕があります。およそ見えないくらいの小さな光があり、それは生命の光であり、それを愛おしむ愛情があります。<br />
それは僕にはとても美しいものに見えるのです。<br />
『すべての美しい闇のために』というアルバムタイトルは、そんな思いから付けられました。<br />
もしよろしかったら、どうかお聴きください。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201512/05/22/a0006822_23213414.jpg" alt="_a0006822_23213414.jpg" class="IMAGE_MID" height="300" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>etc</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 05 Dec 2015 23:21:50 +0900</pubDate>
      <dc:date>2015-12-05T23:21:50+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>cold moon、ヴァイナルリリースのご案内</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/21789043/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/21789043/</guid>
      <description><![CDATA[Underground Gallery Japanから"cold moon EP"のヴァイナルの予約が開始しました。<br />
出荷予定は10月27日から。<br />
ご興味がおありの方は、どうぞ下記のURLからご覧ください。<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/30/22/a0006822_2173225.jpg" alt="_a0006822_2173225.jpg" class="IMAGE_MID" height="400" width="400" /></center><br />
<br />
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=46167<br />
<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/30/22/a0006822_2155093.jpg" alt="_a0006822_2155093.jpg" class="IMAGE_MID" height="312" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>etc</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Fri, 30 Oct 2015 21:07:48 +0900</pubDate>
      <dc:date>2015-10-30T21:07:48+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>カシュビ、ポーランドの友人～2015ヨーロッパ③</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/21783092/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/21783092/</guid>
      <description><![CDATA[ポーランドの北部、カシュビ地方で友人のポーランド人と落ち合った。<br />
彼はドイツとの国境に近い街に住んでいるが、この湖と森の地に憧れて、土地を買い、家を建てようとしていた。彼の土地は森に拓かれた原野の丘にあり、そこから麦畑が見下ろせた。それは、美しい土地だった。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/28/22/a0006822_22395598.jpg" alt="_a0006822_22395598.jpg" class="IMAGE_MID" height="500" width="500" /></center><br />
彼は、以前からカシュビについて話してくれていた。そこに点在する湖はほとんど手つかずで、神秘的だった。森は深く、透明だった。そして、その森の中を、廃線になった鉄道の線路がなかば落ち葉と腐葉土に埋もれて、木立の中へと消えていた。それはベルリンとグダニスクという軍港を結んでいた線路で、この土地が戦前はドイツ領だったことの痕跡でもあった。ヨーロッパの紛争史において、ポーランドはドイツとソ連という大国に挟まれ、侵略され、虐殺され、貶められてきた。ドイツはカシュビを領土とし、ソ連はポーランドに侵攻し、そしてポーランドという国名はその頃、消えた。ワルシャワは蜂起し、ドイツに破壊された。ゲットーのユダヤ人たちは殺戮された。<br />
しかし、カシュビの森に残ったのは、腐葉土になかば埋もれたその線路の廃墟だけだった。<br />
湖はどこまでも透明で、そして冷徹だった。それは人の歴史も営みも、あらゆるものを飲み込んで、静謐だった。森は果てしなく、ロシアの大地まで続いているようだった。<br />
<br />
そして友人は、湖についてのもうひとつの話を僕に語ってくれた。<br />
それは彼がかつて一緒に暮らしていた犬のことだった。<br />
その犬は、黒いラブラドールだった。ほとんどすべてのラブラドールが、あるいは犬たちのすべてがとても聡明で、友情と信頼にあふれ、人間にとって最良の親友であるように、そのラブラドールも彼の最高の親友だった。彼らは魂によって結ばれ、お互いを愛し、お互いを必要としていた。彼らは最高のペアであり、深く理解しあっていた。<br />
ラブラドールは、まだ若かった。しかしある時、致命的な病を患った。<br />
彼の親友は獣医によって、余命数ヶ月もないことを宣言された。そして、このまま病が進行すれば、親友は全身を激痛に苛まれ、その苦痛のなかで死んでゆくことになるのだと言われた。<br />
彼は、そして獣医も、ラブラドールを安楽死させることを考えた。それ以外に、親友を苦痛から救う道は残されていなかった。<br />
彼は親友の命の「終わらせ方」について考えた。それは獣医の手による一本の注射器によってなされるべきだろうか。彼は別の可能性についても考えた。そうして思いついたのが、親友を湖へ連れていき、最期の水泳を楽しませた後に、そのまま、湖の水によって終わらせることだった。<br />
親友はなんといってもラブラドールだったから、泳ぐことがとても好きだったのだ。<br />
<br />
彼は車に親友を乗せ、湖へ出かけた。最後のドライブだった。<br />
彼はまず自分が湖に腰の深さまで入り、そこで親友を呼んだ。親友は嬉しそうだった。とても華やかな顔をしていた。そうして病に冒された体で、彼のもとまで泳いできた。親友は笑っていた。彼は、抱き寄せた。親友は、彼にしがみついた。大好きな湖の中で。<br />
彼はすべてを終わらせようと思った。親友の苦痛を取り除き、この穏やかで透明な水の中に彼の生命を解き放とうと思った。しかし、彼の手は親友を抱きしめるばかりで、その命を取り除くことはできなかった。<br />
彼の手には、愛情だけしかなかったし、その愛情は与えるだけで、奪うことに使われたことは一度としてなかったのだった。彼の手は親友を慰撫し、彼の指は親友を愛した。<br />
湖の中で、彼はただ親友を抱きしめた。涙がこぼれ続けた。ここから先へ進むことはできなかったし、何ひとつ後戻りすることもなかった。彼はただ湖の中で立ちすくみ、親友を抱きしめ、親友を愛する以外にできることは何ひとつなく、たくさんの涙を流し続けた。親友は痛み、その痛みの理由すらわからず、まもなく終わる命の最後の灯火の中で、彼と抱き合った。<br />
「ごめんよ」彼は親友に語りかけた。<br />
彼は親友を抱きしめたまま、湖から岸に歩いた。親友を車に乗せ、湖をあとにした。彼には、終わらせることなどできなかった。彼は親友と一緒に街に戻り、獣医のもとへ行った。<br />
<br />
その彼と、湖へ行ったのだった。<br />
その湖が、彼が親友と一緒に行った湖だったかどうかは聞かなかった。僕たちは湖で話をした。まだ9月なのに湖を渡る風は晩秋のように冷たく、湖面は透明に冴えていた。<br />
カシュビ。2015年9月中旬。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/28/22/a0006822_22401415.jpg" alt="_a0006822_22401415.jpg" class="IMAGE_MID" height="666" width="500" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Wed, 28 Oct 2015 22:40:26 +0900</pubDate>
      <dc:date>2015-10-28T22:40:26+09:00</dc:date>
    </item>
    <item>
      <title>ポーランドのストーンサークル～2015ヨーロッパ②</title>
      <link>http://rhyme.exblog.jp/21770358/</link>
      <guid isPermaLInk="1">http://rhyme.exblog.jp/21770358/</guid>
      <description><![CDATA[ワルシャワから地方の街を経由して、バルト海沿岸部の地域であるカシュビ地方へ移動した。<br />
カシュビにはビトワというさらに小さな街があり、そこからさらに森の奥へ車で移動する。カシュビには多くの湖があり、それらを針葉樹と白樺の森が取り囲んでいる美しい地方で、まるで古代の東ヨーロッパの森がそのまま残されてしまったような、古代的、あるいは中世的な原野である。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/24/22/a0006822_21394724.jpg" alt="_a0006822_21394724.jpg" class="IMAGE_MID" height="500" width="500" /></center><br />
ビトワの中心部には、中世、キリスト教僧兵の城塞の廃墟があり、カシュビ地方を治めていた。このカシュビの森の中に、美術館が新しく造られ、僕はそこでの演奏のために赴いたのである。<br />
カシュビ地方の美しさは、例えば、タルコフスキーの映画『ノスタルジア』に現れる主人公の故郷、ロシアの森のような美しさである。<br />
緩やかなこう配の原野が湖に向かって沈もうと傾き、静寂の霧の中であらゆるものが息をひそめている。馬たちが白い息を吐きながら押し黙っている。白樺の森が人を寄せつけぬ神秘に凛然と存在し、ただユーラシアの北へと広がっている。あらゆるものは、ここまで来てその森に消える。鏡のような湖はすべてを拒絶して、さらに美しい。<br />
そのカシュビ地方に、ストーンサークルがある。<br />
湖のほとり、小高い丘の麓から頂上にかけて、いくつものストーンサークルが点在し、それらの合間を縫うように盛土の墓がある。一体誰が、いつの時代にストーンサークルを造ったのか大きな興味を覚えて、そこまで連れていってもらった。<br />
ストーンサークル自体はそれほど大きなものでないが、それは整然と配置され、なおかついくつものそれが丘全体を覆っている。アメリカインディアンのダンサーがここに来て陶然とし、熱狂して夜通し踊っていたのだとポーランドの知人が教えてくれた。<br />
彼が言うには、これらを造ったのはスカンジナビア半島からやってきたゴート人たちだということだった。<br />
ただ、この「野蛮」なゲルマン、ゴート人がスカンジナビア半島の出身であることは現在では疑問視されている。いずれにしても、ゴート人たちはかつてこのポーランド、バルト海沿岸部あたりに跋扈し、やがて黒海のほうへ移動していった。<br />
しかし、本当にゴート人たちがこのストーンサークルを造ったのだろうか。<br />
例えば、ヨーロッパの代表的なストーンサークルであるブリテン島のストーンヘンジは、ケルト系の人によって造られたという説があるが、ケルトがヨーロッパに流入してくるのはストーンヘンジが造られた時代よりもはるかに新しいはずである。ストーンヘンジとケルトが深く関係あるとすれば、それは、ケルトがブリテン島にやってきた時、「すでにそこに存在していた」ストーンヘンジを祭祀に利用したからではないだろうか。<br />
ストーンヘンジ、あるいはストーンサークルの出自はおそらく、とてつもなく古い時代に起源しているように思われる。ケルトは、ゲルマンがヨーロッパにやってきた時にはすでにそこに存在していたが、そのケルトにしてもインド・ヨーロッパ語族の圏内にあり、じつは大差はないのではないだろうか。ストーンサークルは、そのケルトよりさらに古い時代にやってきた「まったく別種」の人たちによって造られたような気がする。<br />
例えば、スペインのバスク。<br />
彼らのバスク語は、他のヨーロッパの言語とはまったく異なったシステムを持った異邦の言葉である。そのバスクの先祖は、果たして誰なのか。バスクはどのようにヨーロッパに来たり、どのような異邦の神、異邦の文明を宿していたのか。<br />
バスクとは、一体誰なのか。<br />
ストーンサークルは、ポーランドのものに限らず、ヨーロッパに偏在している。しかしその起源は、僕にはバスクの源流にあるように思われて仕方がない。かつてケルトやゲルマンが流入してくる以前、ヨーロッパに偏在していた人々。彼らの文明。彼らの祭祀。エクスタシー。死。それが巨石文明としてのストーンサークルに繋がっているような気がする。<br />
そして、もうひとつ。<br />
小規模ながら、ストーンサークルは日本にも存在する。東北地方のストーンサークルがもっとも有名だが、縄文時代のストーンサークルは紀伊半島にもかつて存在していた。<br />
それらは、一体誰が造ったのだろうか。縄文人とひと言で片付けるわけにはいかない。そこにはすでに多様な民族のタペストリーがあり、その織りなす糸の流れは、ユーラシアの一体どこまで延びているのか。<br />
シベリアの、モンゴル平原の、あるいは満州の。<br />
それとも、ストーンサークルはユングが仮説した「集合無意識」の表出なのだろうか。<br />
その巨石文化は、人類の無意識に深く関わり、人類が人類であるためのひとつの条件のようなものであったのだろうか。<br />
巨石文化と人類の精神は、果たして繋がっているのだろうか。<br />
夢の中で、あなたは巨石と結ばれているだろうか。<br />
一体それは、何だろうか？<br />
カシュビ。2015年中旬<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201510/24/22/a0006822_2140149.jpg" alt="_a0006822_2140149.jpg" class="IMAGE_MID" height="312" width="350" /></center>]]></description>
      <dc:subject>Naaga`s Voice</dc:subject>
      <dc:creator>rhyme_naaga</dc:creator>
      <pubDate>Sat, 24 Oct 2015 21:40:19 +0900</pubDate>
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