2007年秋のライブ情報 vol.5をアップしました。こちらからご覧ください。
http://amenews.exblog.jp/
情報が少し錯綜してきましたので、おおまかな日程を以下に書きました。どうかご参照くださいませ。
10月26日 京都
11月3日 富山
11月4日 金沢
11月11日 鎌倉
11月24日 大洗(詳細未定)
12月1日 熊野(詳細未定)
12月22日 東京
12月24日 東京
大洗(茨城)と熊野(新宮)についての詳細も追ってアップいたします。
何卒よろしくお願いいたします。
さて、写真は長野県と山梨県の県境に位置する金峰山である。
巨大な磐座は金峰山山頂に立っている。もう一枚のほうはその山頂からの眺めである。森林限界を越えた峰の向こうに、南アルプスの峰々が横たわっている。
金峰山には初めて登ったのだが、じつは以前から気になる山だった。なぜ気になっていたのかというと、金峰山はおそらく吉野の大峰修験の修験者たちと深く関わりがあるに違いないと思うからである。端的に言えば、吉野の修験的な勢力が金峰山を聖山として中心に据えながら、このあたり一帯を聖地としてマッピングし、同時に鉱山/金属の開発に携わってきたと僕は思うのである。たぶんこれは間違いないと思う。
僕が吉野にいた頃、暮らしていた家からは大峰修験の主峰・山上ケ岳が見えていた。山上ケ岳は別名を金峰山ともいう。そして八ヶ岳の僕の土地からは、今度はこの金峰山が見えるわけである。どちらも修験の聖山である。僕はなぜか吉野に縁がある。そして修験的なものにも。
そういえば、僕が演奏している様子はまるで鬼のようだと一度ならず言われたことがあるが、鬼もまた吉野/修験的なものと深く関わっている。あるいはまた熊野とも深く関わっている。熊野でいえば、神倉神社/大丹倉が鬼の場所であり、ここは当然だが、金属との関わりが深い。
この話はなかなか尽きないが、ともあれ僕もそろそろ自分自身をめぐる言葉の連結について書き留めておいたほうが良さそうである。僕自身の先祖の伝承からして、すでに金属神のようなものが跳梁しているのだ。そして僕のまわりにあるキーワード群。金属をめぐる冒険。修験者たち。大峰。