前々から薄々気がついてはいたのだが、最近になって自覚したことがある。
それは、僕は冬になると鬱っぽくなる、ということである。つらつら思い返してみるに、毎年なんとなく11月あたりから気分が塞ぎはじめ、それが緩慢に3月か4月頃まで続く。で、5月あたりから好調になってくるのだ。
冬場は、もっと暖かい場所、やはり沖縄あたりに居を移していたほうがいいのかも知れない。
うーん、そろそろ真剣に考えるか。
閑話休題。
なんだかEuro2004は凄いことになってきましたね。イタリア、スペイン、イングランド、ドイツ、という欧州の4大リーグを持つ各国が敗退し、しかもフランスも破れて、なんだかけっこういい感じです。
フランス、かつては圧倒的な強さを誇っていたけど、ギリシアとの一戦ではほとんど何もできませんでした。華麗さ、巧みさは伝わってきたけど、もっとも大切な何かがフランスには感じられなかった。でも、弱小国ギリシアにはそれがあったのです。
それは強靱な意志、と呼べるような何か。つまり、心の力。
そんなものです。
サッカーって、本当に不思議なゲームだと思う。その心の力が、圧倒的にフィールドを支配して、とんでもなく強いはずのチームがズタズタに脆くなり、そして弱いはずのチームが凄まじい力を得る。
でも、そんな心の力っていうのは、とことん真剣にならないと湧いて来ない。そして、その真剣さには、ある種の陶酔や高揚もなくてはならない。
なんかね、そんなことを思うわけです。
今日はこれからオランダ対スウェーデン。これはいいと思いますよ。明日のチェコ対デンマークもかなりいいと思うけど。
そういえばドイツは、主力を温存してサブメンバーを出してきたチェコに予選で敗退したんですよね。ドイツの凋落も酷いけど、それ以上にやはりチェコが凄いということかな。
なんだかサッカーネタばかりですね。
悪しからず。