ここ一ヶ月と数週間あまり、ずっとある映画のサウンドトラックを制作していたため、この秋のライブ&ワークショップ等のインフォメーションをすることができなかった。今週末から10月末にかけて、いくつかのライブ等が予定されていて、僕は京都、大阪、千葉、八ヶ岳、静岡をまわることになる。
お近くの方はぜひいらしてください。詳細は、
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にアップされています。どうかよろしくお願いいたします。
ところで、ある映画とは日本のドキュメンタリー映画である。タイトルは『精霊の山ー東北ハヤマ信仰』といい、監督は映像人類学の北村皆雄氏、脚本は中沢新一氏である。
ハヤマとは東北地方にみられる里山のことで、死者の魂は33年間その山にこもって里に残った人々を見守るのだと云われている。そうして33年が経つと、羽黒修験の主峰、月山へと往くのである。
ハヤマをめぐる民俗には仏教的な、あるいは神道的な装いが施されているが、それらの装いの下には、とてつもなく古い縄文的とすらいえる山への感受性が隠されている。
このドキュメンタリー映画は、そんなハヤマをめぐる物語である。
劇場公開などの情報は、わかり次第改めてお知らせします。どうかこちらもお楽しみに!