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風の三郎 vol.4
今年は20年ぶりの寒さなのだという。先日、仕事で軽井沢へ行ったのだが、八ヶ岳から軽井沢へ行くには、野辺山という高原を通ってゆく。時間は午後5時前。気温はすでにマイナス12℃になっていた。まだ夕方なのに。八ヶ岳から吹き下ろしてくる強烈な風に、雪が舞う。まるでブリザードのようだ。そして、軽井沢もまた凄い寒さだった。八ヶ岳の南麓も寒いというのに、まだまだ上がある、ということです。

ところで僕の家のすぐ近くで、現在、縄文遺跡の発掘作業が行なわれている。縄文中期の集落の遺跡であり、すべてで180戸ほどの竪穴式住居が確認されている。つい先日、遺跡の一般説明会があり、散歩がてら聴きに行った。
それぞれの竪穴式住居は円形で、その中央には炉が置かれている。そして、すべての住居の出入り口、つまり玄関の下には、瓶が埋められている。その瓶はとても大切なもので、瓶の中には幼くして亡くなった子供の遺骸か、あるいはお産の時に子供と一緒に出ている胞衣が入っている。
そしてもうひとつ、住居には必ず存在するものがある。
それは、男根状の石。石棒、つまり、リンガであり、ミシャグチである。こうした男根状の石は縄文遺跡に広く見られるもので、飛騨や北陸などを中心として、それに様々な装飾をこらしたものもある。
ともあれ、八ヶ岳の縄文竪穴式住居には、胞衣の入った瓶と男根状の石が、セットで置かれているのである。

さて、風の三郎のことである。
諏訪大社の大祝(おおほうり)である幼子は、冬のあいだずっと、竪穴式住居のような室にこもる。幼子のかたわらには、藁で編んだ大蛇が置かれている。そして、男根状の石、リンガは鎌首をもたげた霊威ある蛇でもある。
つまり、諏訪大社の重要な祭祀と、縄文の住居とは、同じ思考の産物として作られているのではないだろうか。
by rhyme_naaga | 2005-12-23 00:33 | etc
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