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ライブ in 八ヶ岳
クリストファー・リー・松尾老師の八ヶ岳ワークショップ「Dragon Gate Sanctuary」のプログラム中での演奏ですが、ライブはどなたもご参加いただけます。
クリストファー・リー・松尾老師のワークショップ(東京・八ヶ岳)の内容は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.dragongatesanctuary-japan.com/p/dragongate.html
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日時:4月27日(日)19:00~21:00
出演:長屋和哉
会場:キープ自然学校
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
交通:JR 小海線 清里駅下車
会場HP:http://www.keep.or.jp/access.php 
参加費:4,500円(当日5,000円)
お問合せ:joyoftao@gmail.com
主催:Taoist Japan
HP:http://www.dragongatesanctuary-japan.com/p/secret-live.html
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# by rhyme_naaga | 2014-04-03 10:49 | ライブツアー
Live set for dreaming into the deep.
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夢見のためのライブセット。
ライブと一緒に、夢の話をしました。夢とはいえ、僕が個人的に見る夢ではなく、いわば社会が見ている夢の話。
例えば、ハリウッドで作られるファンタジー映画の多くは、なぜヨーロッパ中世をモチーフにしているのか?
あるいは、精神科医C・G・ユングが書いた『赤の書~The Red Book』中で描かれた絵は、なぜ中世の色彩を帯びているのか?

これは、このところの僕自身の大きな関心事であり、現在の資本主義の末期的な姿(貧困と格差)と呼応しあい、心の深くで確かな糸が繋がれている。
資本主義はさらにこの先、ひどいことになるだろう。富はさらに集中し、格差は加速度を持ってさらに広がる。なぜなら、それが資本主義の基本的な欲動だから。
この末期的なモダンから、僕たちはどうやって次の世界を想像するのか?
僕たちの無意識は羅針盤として、すでにその方向を指し示しているのではないだろうか。
社会学者の大沢真幸は書いている。

『社会は絶えず夢を見ている。思いもかけない出来事、理由はよくわからないが人々を不安におののかせ、震撼とさせられるような出来事が、たとえば、社会の 夢である。奇妙な流行、どうして魅せられているのかわからないのに人々を奔走させているような流行もまた、社会の夢である。社会もまた、夢と同じような寓 話的な形式で、いたるところで真実を露呈させている。』(『社会は絶えず夢を見ている』大沢真幸著)

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# by rhyme_naaga | 2014-03-25 16:24 | ライブツアー
大雪のこと
先月に山梨を襲った大雪の後、しばらくして書いた文章をまだこのブログにアップしないままだった。
書いたのは2月19日だから、ちょうど1ヶ月前に書いたものだ。
もしよろしかったら、どうかお読みください。
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********

凄まじい大雪が去り、何日かを経て八ヶ岳では少しずつ日常が戻りつつある。
多くの人たちが何日も列車に閉じ込められ、あるいは車に閉じ込められ、言葉にもならない深い疲労と孤独を感じられたことだろう。心から、そんな方々にせめて暖かな言葉だけでもおかけできたらと思う。
そして、亡くなられた方々もいらした。
スタックした車を捨てて、歩いて家へ帰ろうとして凍死されたのだという。
家までの距離がどのくらいだったのか、わからない。しかし、八ヶ岳のような片田舎でも1時間か2時間も歩けばコンビニが必ずあるようなこの時代に、そんな風に凍死してしまうとは、もはや僕には言葉もない。何かひどく非現実的な、熱にうかされた悪夢を見るような思いがする。
悪夢。そう、それは大雪によってこの現代という時間さえもが寸断され、その時間の亀裂に落ち込んでタイムスリップし、人間と自然とが皮膚をきしみ合って生きていた古い時代に逆戻りしてしまったような、そんな類いの悪夢である。
そして、それはまぎれもなく、僕自身にも起こりえた悪夢である。

大雪の翌朝、スコップを取りに行くために、僕は胸まで埋まる雪の中を百メートルもない距離を倉庫まで歩いていかなければならなかった。
しかし、その距離はひどく遠かった。文字通り全身が雪に浸かり、脚は上がらない。両腕で雪をかき分け、そうして小さな一歩を前に踏み出す。それを何度も繰り返すのだ。
家への途上で凍死された方も、やはり胸までの雪のなかをひとり歩いたのだろうか。
たった一人で。
普段見知った道は、その時一変し、悪夢へと相貌を変えただろうか。白い、純白の悪夢へ。
そうしてやがて体はぬくもりを失い、心は彷徨いはじめ、深い眠りへと誘われたのだろうか。すでに現実感は失われ、その眠りは大きな安らぎだっただろうか。あるいは、やはり悪夢の深い谷底だっただろうか。
そして、彼は何メートル、あと何メートルで救われたのだろうか。彼の目に、家の灯りは見えていただろうか。彼の孤独は、雪のなかを点々とその灯りに向かって進んでいただろうか。

そう、それは僕自身にも起こりえたことだった。
僕たちは現代に生きながら、古い時代をそのまま生きている。ある時、日常に亀裂が入り、僕たちはその古い時代へと裸で放り出される。そして、自然が僕たちに運命を投げつけるのだ。それは本日期限の督促状であり、召喚状である。

亡くなられた方々に、心からのお悔やみをお伝えしたい。
どうか、あなた方の魂が、せめて家の灯りを見つけ、そこに帰り、あなたを愛し、あなたに愛された人とともに、春の午後の陽射しのような柔らかな微笑みを浮かべることができますように。
魂のこぼす涙が、雪とともに消え、空へ、青い空へ、解き放たれますように。
ご冥福を。心より。
2月19日。八ヶ岳。
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# by rhyme_naaga | 2014-03-18 22:03 | Naaga`s Voice
『ナヘルの鐘』の物語
長い時間をかけて書いてきた物語『ナヘルの鐘』が、来月出版されることになりました。
その表紙のデザインができあがったので、もしよかったらどうかご覧ください。
表紙の絵、それから物語に寄り添うたくさんの絵を描いてくれたのは、画家の福井篤さん。
そして、この物語には、音楽のCDが付いていて、その音楽は浅野達彦さん、福井篤さんと一緒に作りました。
素晴らしい推薦の言葉を書いてくださったのは、奈良美智さんです。
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これから色校正があり、音楽の最終チェックがあり、まだまだ作業は続きますが、何はともあれ表紙のデザインをこうして皆さんにお見せできることは、僕にとっては本当に大きな歓びです。
長い時間をかけて作ってきたもの、そして愛おしい物語。
どうかご覧くださいませ。
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# by rhyme_naaga | 2014-03-11 22:41 | Naaga`s Voice
すべての美しい闇のために in 東京
4月5日(土)、東京にてバイオリニスト高山典子さんとの共演第二弾です。
タイトルは「すべての美しい闇のために」
美しいバイオリンとのコラボレーションをどうぞお楽しみください。
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日時:4月5日(土)19:30~(開場19:00)
出演:高山典子、長屋和哉
会場:MUSICASA/ムジカーザ
住所:東京都渋谷区西原3-33-1
料金:4,000円(一般)3,000円(学生)
お問合せ:03-5999-8016
主催:ミュージック・アソシエイツ
HP:http://nonnonspace.com

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# by rhyme_naaga | 2014-02-27 22:31 | ライブツアー
無意識の旅~Deep Space Odyssey
3月15日(土)大阪でのイベントです。
ヘミシンクと呼ばれる音響技法とのコラボレーションで、4時間の「音」体験です。
限定10名の少人数による密度の濃いものになります。
ご興味のある方はぜひおいでくださいませ。

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無意識の旅~Deep Space Odyssey
長屋和哉の音とヘミシンクのコラボレーション in 大阪

深く潜れ、無限の意識の海へ
飛翔せよ、無限の宇宙へと

日時:3月15日(土)13:00~17:00
出演:小島由香里、長屋和哉
会場:ヒーリングアートスタジオKARA
住所:大阪市福島区福島3-1-39メリヤス会館3階
参加費:5,500円
お問合せ:090-2061-4860
主催:ヒーリングアートスタジオKARA
HP:http://kara.shop-pro.jp/?pid=70882512

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# by rhyme_naaga | 2014-02-14 22:56 | ライブツアー
新年のご挨拶
今年2014年が皆さんにとって、素晴らしい年でありますように。
愛情と実りと、暖かな日々が皆さんを包みますように。
八ヶ岳から、心よりお祈りしています。
どうか僕たちの大地が、確かに僕たちを支えてくれますように。
僕たちの海が、僕たちの岸辺をいつまでも打ち続けてくれますように。
馬たちが平原を駆け、そのギャロップが遠い太鼓のようにいつまでも響きますように。
その美しい馬たちが。

また皆さんにお会いできる時を楽しみにしています。
どうか素敵な日々をお過ごしくださいね。
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# by rhyme_naaga | 2014-01-11 00:11
NaraNagayaライブ in 東京
2月8日(土)東京で、地球交響曲第8番応援イベントがあります。
奈良裕之さんとのライブ&龍村仁監督の講演会のセット。
皆さま、ぜひおいでください!
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龍村仁 + NaraNagaya
地球交響曲第8番応援イベント
『GAIA』
日程:2月8日(土)
会場:スペースMURO
住所:東京都豊島区巣鴨4-6-2
電話:03-3918-5401

※ならやな瞑想会(奈良裕之)
時間:12:00~14:00
参加費:4,000円
定員:30名

※講演会
出演:龍村仁
時間:15:00~17:00
参加費:前売4,500円(当日5,000円)
定員:70名

※ライブ
出演:奈良裕之、長屋和哉
時間:18:00~20:00
参加費:前売4,500円(当日5,000円)
定員:60名

※講演会とライブがセットの場合
参加費:8,000円

アクセス:大塚駅北口徒歩6分 都立文京高校斜め前
HP:http://www.masumi-j.com/rentalspace/muro.html
予約/問合せ:
mayann@d1.dion.ne.jp(あいあむ)
03-3918-5401(マスミ東京)
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# by rhyme_naaga | 2014-01-01 22:25 | ライブツアー
生は死となり、死は生となる
山形の旧朝日村にある注連寺。
ここは、かつて作家の森敦が寝泊まりしていたお寺として知られている。それは、1951年のことだった。
僕がこのお寺を訪れた理由は、この希有な作家がどんな場所にいて、小説『月山』や『意味の変容』のアイデアを紡ぎだしたのかを知りたかったからである。
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今でこそ、注連寺にはご住職がいらしているが、森敦がたどり着いた当時、ここは荒みきった廃寺であった。
本堂の片隅に置かれていた即身仏は、無惨な保管状態のせいで今にも首が落ちそうだったという。
その廃寺で、森敦はひと冬を過ごした。豪雪地帯のこと、その寒さをしのぐため、彼は和紙で蚊帳のようなものを作り、その内部に籠った。

「任意の一点を中心とし、任意の半径を以て円周を描く。そうすると、円周を境界として、全体概念は二つの領域に分かたれる。境界はこの二つの領域のいずれかに属さねばならぬ。このとき、境界がそれに属せざるところの領域を内部といい、境界がそれに属するところの領域を外部という」

これは『意味の変容』に書かれている一節。
この廃寺での体験は、『月山』ではなく、むしろ『意味の変容』のほうにエッセンスが注がれていると思う。
厳冬の廃寺で、まるで光に満ちたマユの内部のような場所に生きながら、森敦はこう考えたかも知れない。
「もし、このマユの境界が外部に属するとすれば、マユそれ自身には境界が存在しないことになり、よって、マユはひとつの無限の空間となる」と。
そうして、マユは、その外側の世界と反転する。あるいは、同じ質量を帯びる。
内部は外部となり、外部は内部となる。
生は死となり、死は生となる。
思えば、森敦はカフカ的であり、『月山』に登場する月山そのものも、やはりカフカの『城』に登場する城のようではなかったか。

注連寺がある地域は、深い山の斜面地である。
数年前に襲った地滑りのため、お寺のある集落はすべて無人となった。
そこかしこに、廃墟となった家々が残されていた。
そして、注連寺にかつてあったという「森敦記念館」も、いまはもうない。
ここはかつて、廃仏毀釈の以前には、湯殿山信仰のとても重要な拠点であり、多くの修行者らで賑わったはずである。だがその賑わいは、ここにはもう跡形もない。
まるですべてが、消えてゆくようだ。
月山そのものが、ひとつの壮麗な夢であるように。
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# by rhyme_naaga | 2013-12-02 23:30 | Naaga`s Voice
仔犬のこと
春に我が家にやってきたラブラドールの仔犬。まだ1歳にもならないが、少し大人びてきた様子。
昨年まで、2頭の黒いラブラドールと一緒に暮らしていたのだが、老衰で彼らを亡くし、そのショックのようなものがずっとしこりのように残っていて、もう二度とラブラドールは飼わないと決めていた。
しかし訳あって、我が家に新たにやって来た子も、やはり黒いラブラドールだった。
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犬たちの生命は短い。彼らはその短い命を駆け抜けてゆく。
仔犬は目に見える速度で成長し、その後、緩やかな青年期と中年期を過ごし、そしてカスケードのような老年期を迎える。
昨日歩けた彼は、今日にはもう寝たきりとなり、そうして最期の時を迎える。
まるで手のひらから砂がこぼれるように、彼らの生命は僕の手から失われてゆく。砂は風に舞い、もう二度と僕の手には戻って来ない。
そして、僕はふたたび黒い犬を死を抱きしめる。
しかし、なぜそれは繰り返されるのか。黒い犬たちは、なぜ、僕の手のなかで死に続けるのか。
まるで、永劫回帰のように。

精神科医のフロイトは、第一次世界大戦後、戦争神経症の患者を多く診た。
フロイトが不思議に思ったのは、彼らが戦場で言葉にならないような悲惨な目に合いながら、戦後の平和な日々の中で、なぜそれをふたたび夢の中で繰り返し経験しなければならないか、についてだった。
そう、彼らは繰り返すのである。
フロイトはそこでひとつの発見をする。
人には、生命を萌芽し、育む力があると同時に、それを破壊し、死へと追いやる力があるということを。
フロイトは、生命を育む前者の力を「エロス」と名付け、死への欲動である後者を「タナトス」と名付ける。これらはもちろんギリシア神話に基づいている。

仔犬は、遊ぶ。全身が生命の歓喜で貫かれる。
それは輝ける力であり、太陽の大いなる似姿である。
そして、夏は短く、美しい。やがて秋が来れば、僕たちは白い息をついて枯れゆく木々のあいだを歩こうではないか。
やがてすべてが死に絶える冬が来るまで。
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# by rhyme_naaga | 2013-11-10 00:29 | Naaga`s Voice