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サラミ作り
きっと1月は時間がたくさんあるから、一緒にサラミソーセージでも作ろうか、と友人と話していたら、じつはそれほど暇でもない状況になった。しかしサラミは作ってみたい、ということで、腸詰め作業からおよそ10日間、冷薫や風乾を繰り返し、つい先日ようやく完成したのであった。
10日間の乾燥で、重さは半分以下になっていたが、その分、旨味が凝縮された素晴らしい味のサラミになった。やっぱり手作りだと格段に美味しいのである。
こうして作ったサラミを、発酵バターを塗った長時間発酵のバケットに載せて食べるのである。
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お米もそうだし野菜もそうだけど、手作りのものは本当に美味しい。食べ物の本来の味はきっとすべてそうだったんだろうけど、いつの間にかスーパーで並んでいるものばかりが本来の味のようになってしまったんだろうなあ。
ま、ともあれ、たくさん美味しいものを食べ、たくさんの幸せを感じたい。
今度は生ハムを作ってみようかな。
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2010年最初のライブ&ワークショップのスケジュールです。詳細の決まっていないものもありますが、もしよろしかったら、どうぞご覧ください。以下からリンクしています。
http://www.ame-ambient.com/live.html
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by rhyme_naaga | 2010-01-30 17:21 | etc
風について
冬の風は、脊梁山脈を越えて、八ヶ岳南麓を吹きおろしてくる。冬の寒気が強くなればなるほど、風はいっそう力を強め、あらゆる存在を震わせ、凍てつかせ、戦慄させる。
それが冬の風だ。
風について書かれたもので、僕は下の文章以上に美しいものを読んだことがない。石原吉郎のエッセイの抜粋である。
もう何度読んだことかわからないが、石原吉郎はまるで深い泉のように、静謐で透明な水をこんこんとこの地上にもたらし続けるように、僕の胸を満たす。
こんこんと、切々と、満たし続ける。
ずっと若い頃、まだ僕が二十歳代だった頃、僕にとって石原吉郎という詩人がまさかこれほど大切な詩人になるとは思ってもみなかった。もっともっとたくさんの大切な詩人たちが、僕の目の前に現れるのだと思っていた。しかし、人が生涯で本当に出会える詩人なんて、じつは片手で足りてしまうほどなのだ。もちろん作家だって。あるいはミュージシャンだって。
まあ、でも、それはいい。
以下に抜粋した。
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「風の流れるさまを、私たちは現実に見ることができない。ただ水が波立ち、樹木がざわめくとき、風が流れていることに私たちは気づく。風は流れることによって、ものたちの輪郭をなぞり、ものたちに出会う。それが風の愛し方である。私にはそれが、風がそれぞれのものを名づけて行く姿のように見える。それが風のやさしさである。辞書のページをひるがえすように、これは海、これは樹木と、手さぐりで世界を名づけて行くとき、風は世界で最もうつくしい行為者である。・・・(中略)・・・私は姓名において名づけられ、生きついで来た。姓名はしばしば私自身より重い。私にそのことを教えたのは戦争である。戦争は人間がまったく無名の存在となるところでありながら、おそらくは生涯で最も重くその姓名を呼ばれる場所である。人はそこでは、絶えまなく姓名を奪われながら、その都度、青銅のような声で背後から呼ばれる。「なんじの姓名へ復帰せよ」。そして私が呼ばれるのは、しばしば風のなかであり、風が儀式のイメージへときに結びつくのはそのためである。」
           『断念の海から』石原吉郎


2010年最初のライブ&ワークショップのスケジュールです。詳細の決まっていないものもありますが、もしよろしかったら、どうぞご覧ください。以下からリンクしています。
http://www.ame-ambient.com/live.html
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by rhyme_naaga | 2010-01-17 22:44 | etc
ライブ&ワークショップ情報をアップ
2010年最初のライブ&ワークショップのスケジュールです。詳細の決まっていないものもありますが、もしよろしかったら、どうぞご覧ください。以下からリンクしています。
http://www.ame-ambient.com/live.html

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次はおまけ。
なんだか嘘みたいに可愛いのです。


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by rhyme_naaga | 2010-01-11 22:45 | ライブツアー
明けましておめでとう
先月までずいぶん少なかった雪も、年末年始からの寒波で、にわかに降り積もるようになった。
八ヶ岳の高い標高のあたりは雪で覆われ、犬にはうってつけの散歩コースとなった。うちにいる3頭の犬のうち、いちばん上の犬は、しかしすでに雪にはしゃぐ年齢ではないので、遊びはしゃぐのはもっぱらいちばん年若い犬である。
リードを解いてやると、彼は一目散に白い野へ駆け込んでゆく。その美しい後ろ姿。雪煙をあげながら、木々を駆け抜け、傾斜を駆け下りてゆく。全身にみなぎる歓び。厚い体毛に覆われた筋肉が、躍動する。
いちばん年上の犬は、ぽつりぽつりと雪道を踏みしめ、ふいに顔を上げて、僕を見る。もう帰ろう、その眼がそう言っているような気がする。
まだだ、僕はそう思う。もう少しだけ歩こう、もう少しだけ、雪を踏みしめていよう。
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ふと、唐突に、エストニアの音楽家、アルヴォ・ペルトのことを思い出す。
アルヴォ・ペルトを、ここ数年よく聴くようになった。彼はエストニアから亡命し、ベルリンなどで数年を暮らした後、ソ連が崩壊すると、再び祖国に戻った。
僕にはなぜだか、亡命作家に対する大きなシンパシーのようなものがあって、このアルヴォ・ペルトも然り。そして、映画監督のアンドレイ・タルコフスキーや作家のミラン・クンデラも、僕にとっては星座のように煌めく、大きな存在である。
一体なぜ、僕はこんなにも亡命作家を好きなのか。彼らに通底する喪失感のようなものにシンパシーを感じているのだろうか。
アルヴォ・ペルトが作曲した曲に、『My Heart`s in the Highland』というものがある。
これは18世紀のスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの詩に曲を付けたもので、カウンターテナーの単声が静謐に、ゆったりと歌う素晴らしく美しく、悲しく、研ぎ澄まされた曲である。僕はアルヴォ・ペルトの曲のほとんどを愛しているが、その中でも特に好きな数曲のうちのひとつが、これである。

My Heart`s in the Highland

私の心は高原に
私の心はここにはない
私の心は高原にあって
鹿を追っている
野生の鹿を追い、牡鹿を追っている
たとえどこへ行こうとも
私の心は高原にある
さらば、高原よ
さらば、北よ
勇者の国、価値ある者たちの国よ
たとえどこへ流れ着き
どこを彷徨おうとも
私は
あの高原の丘を愛するのだ

さらば、山々よ
白き山々よ
さらば、渓谷よ
緑の谷よ
さらば、森よ
野生の森よ
さらば、急流よ
轟々たる流れよ
たとえ、どこへ行こうとも
私の心は高原に

バーンズが詩に書いた「高原」はスコットランドのハイランド地方のことだと思うが、バーンズが喪失した故郷としての高原は、この曲において、アルヴォ・ペルトが喪失した故郷であるエストニアの風景に重なっている。
そして僕は、雪の中を犬たちと歩きながら、ふと、私の心はここにあるのだろうか、と思う。
これから私がたとえ、どこへ行こうとも、私の心はここへ帰って来るだろうか。
犬たちを連れて、雪の中を歩き、白い息を吐き、足を凍らせて、犬たちに声をかけるだろうか。
まだだ、もう少し歩こう。そう言って、年老いた犬を励ますだろうか。
年若い犬を、大声で呼び戻すだろうか。
この雪の中で。
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そんなことを思った。
2010年、明けましておめでとうございます。
旧年中は本当にお世話になりました。また今年、皆さんにお会いできたら僕はとても嬉しいです。
皆さんにとって2010年が幸多き、素晴らしい年になりますように、心から祈っております。
どうか、素晴らしい年になりますように!

長屋和哉
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by rhyme_naaga | 2010-01-06 01:52 | etc