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あらゆるものは震えながら堕ちてゆく
ここのところ、新しいCDの制作のために、ずっと作業をしていて、なかなかこのダイアリーも書くことができないでいる。ごめんなさいね。
僕の癖で、いったん作業を始めると、頭がそればっかりになってしまって、他のことが手につかなくなってしまうのです。こんな状態がたぶん8月中旬あたりまでは続くのかなあ。ともあれ、今は八ヶ岳でひきこもり状態です。
新しいCDには、たぶん7曲くらいが入ることになると思います。
タイトルは、『すべての美しい闇のために』。
同タイトルの曲も収録されます。
ちなみに今、とりかかっている曲のタイトルは、『あらゆるものは震えながら堕ちてゆく』というもの。切なくて美しい曲になれば、と思っているのです。

でも今晩は、これから友人の写真家・須田郡司が八ヶ岳に遊びに来るのでした。世界の磐座を撮影し続けている彼の現在のテーマは、日本列島の磐座たち。
これから数日、ちょっと休憩です。
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by rhyme_naaga | 2004-07-23 18:22 | etc
21g
先日、東京での打合わせの折、映画『21g』を観てきた。
素晴らしい映画だった。あんな素晴らしい映画がアカデミー賞にノミネートされているというのだから、ひょっとしたらアカデミー賞も捨てたものではないのかも知れない。
主要な登場人物は3人。ショーン・ペン、ベネチオ・デル・トロ、ナオミ・ワッツ。なんとか人並みの暮らしを続けてきたお互い見ず知らずのこの3人が、ある契機によって劇的に絡みはじめ、3人が3人とも、どうしようもない破滅的な袋小路へと没落してゆく。
それがあまりにも悲しく、あまりにも美から遠ざけられ、しかし、痙攣するように生き、堕ちてゆく姿は、凄まじく真実である。
なんと言葉を尽くせばいいのか、わからない。だが、この映画は間違いなく、傑作だと思う。

ベネチオ・デル・トロ扮する男は、かつて札付きの不良で何度も監獄に出入りしていたが、イエスキリストを信じるようになって更正した。懸賞か何かで、車をもらい、それをキリストからの贈り物だと信じていたが、そのまさに神からの贈り物の車で、人を轢き殺してしまう。
そうして再び監獄へ戻った男の元に、牧師が訪れて来る。しっかりしないと地獄へ堕ちるぞ、と諭すその牧師に向かって、男が言う。自分の頭を指差しながら。
「地獄? それはな、この頭の中にあるんだ! ここが地獄なんだ!」
と。
その男の絶望。痙攣する生。

監督は、まるで涙を流しながら撮っているようだ、と思った。
堕ちてゆく3人、没落してゆく生を、涙を流しながら静かに見つめているようだと思った。救済のない映画だが、この監督の眼差しが、救済にとてもよく似た優しさなのだと思った。
カメラは、おそらく全編にわたって手持ちで撮られていると思う。その手は、確かに震えていた。

素晴らしい、素晴らしい映画だった。
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by rhyme_naaga | 2004-07-13 02:27 | etc
強靱な美
a0006822_225346.jpg
7月1日、六本木スーパーデラックスで、山口小夜子さん(舞踏)、ミナミーノさん(映像)とのコラボレーションライブをやりました。
満員御礼。たくさんの方々に来ていただきました。本当に、どうもありがとうございました。うれしかった。

さて、性懲りもなく、Euro2004、なんです。サッカー好きでない方、ごめんなさい。
あと数時間で、決勝が始まる。ポルトガル対ギリシア。僕は完全にチェコが優勝するものとばっかり思っていたから、準決勝のギリシア対チェコで、チェコが負けたことにかなりショックを受けたんです。ちょっと信じられなかった。
ギリシアは、かつてのイタリアのようなサッカー、つまり「相手の良さを消す」サッカーをして、とても堅い守備からの速攻、というチーム。まあ、中堅あるいは弱小のチームが強豪チームに勝つためには、この戦略がベストとはいえ、うーん、どうよ、おい、って感じがしてしまう。
一方のチェコは、今大会もっとも攻撃的なチームだった。あらゆるリスクを負って、相手ゴールへ向かってゆく。芝のフィールドに、多様な闘争の線、逃走の線、逸脱と集約を繰り返す、まるで遊牧民族のように多種多様な無数の線形が描かれては消えてゆく。その圧倒的な美しさ。強靱さ。
だが、ギリシアは、その圧倒的な線をことごとく寸断してゆく。そうしてフィールドに溢れようとする自由を抑圧することによって、覇権を握る。

だが本来の力ならば、チェコはきっと圧倒的にフィールドを多様な線で支配し、ギリシアを寄せつけなかったに違いない、と思う。それが負けてしまったことの大きな要因のひとつは、もちろんチェコのネドヴェドの負傷交代。そして、もう一つの要因は、これまでの攻撃力の好調をそのまま持続しようとした結果、それがかえって、自由で多様な線を自ら抑制することになってしまったことだと僕は思う。
つまり、たとえそれが何物にも変えがたいほど素晴らしいものであったとしても、それを堅持しようとした途端、その素晴らしいものは自分の手から離れていってしまう、ということなのだ。
だから、堅持しようとしてはいけない。堅持しなければいけないのは、むしろ「堅持するものなど、何もない」という、ある覚悟である。そしてそれは、ニヒリズムかも知れない。だが、そのニヒリズムの底から、もっとも強靱な美は立ち上がるのである。
チェコは堅持しようとするべきではなかった。堅持しようとして、恐ろしい硬直に陥っていった。

ま、ともあれ、あとは決勝だけである。
ポルトガルに期待しよう。本来のポルトガルのサッカー、自由で、奔放で、まるで陽気な子供たちが何の抑圧もなしにそのまま大きくなったような素晴らしいサッカーに。
その多様で、自在で、喜ばしき運動に。
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by rhyme_naaga | 2004-07-04 22:55 | etc