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シャスタ山のロックンロール
シャスタ山は、とても美しい山だった。4,000メートル級のピーク、そこはすでに森林限界を超えていて、剥き出しの岩肌が青空に屹立していた。かつてのアメリカインディアンは、その森林限界から上の領域はグレートスピリットたちの世界だと考え、特別なことがない限り、足を踏み入れなかったのだという。だから、山の裾野を円を描いて巡り歩くのである。まるでカイラスのようだ。
そして、シャスタの周囲には多くの聖地が点在している。そのいくつかを巡ったが、もっとも心に残ったのは高標高に位置する湖、キャッスルレイク。
静かで透明な湖面と、剥き出しの岩肌。眩い陽光と、緩やかな風。ひとり皆から離れて、湖岸の最深部まで歩く。座り、すべてを見渡す。『心の指紋』というアメリカインディアンの犯罪者の青年が主人公の映画、そのラストシーンを思い出す。その青年は、湖に、消えた。これととてもよく似た高標高の湖。アメリカインディアンの聖地。
荒れ果てた荒野のような青年の魂と、それを一切なかったことにするかのような、湖の湖面。
美しいひとつの寓話である。

そして、スウェットロッジ。
ウォーキングイーグルという名のアメリカインディアンの男が祈祷を唱える中、漆黒の暗闇のテントの内部は焼けた石たちと水蒸気で激しく暑くなり、汗が体中から絞りとられる。「This is a very old rockn`roll」ウォーキングイーグルはそんなことを言っていた。笑う。歌い、祈り、とらえられる。
息が苦しい。もう我慢できない、と思った瞬間に、ウォーキングイーグルの叫ぶような声。
「Open the Door!!」
つかの間の休憩の後、再び扉は閉じられて、漆黒の闇が蘇る。祈祷は続き、ウォーキングイーグルはとても古いロックンロールを歌うのだ。祈祷という名のロックンロール。ヨーロッパ人たちが大挙して押し寄せ、アメリカインディアンたちを虫けらのように殺戮するずっと以前から歌われてきた歌。それをロックンロールだと宣言することに、ウォーキングイーグルの天才があり、精霊がある。
精霊は、あらゆるところに勃発する。

シャスタ山のイメージ。それは僕にとっては、スウェットロッジの漆黒の闇の中で焼けていた煌々たる石たちである。
ともに旅をしてくれた皆さん、本当にどうもありがとう。
またきっと会いましょう。
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by rhyme_naaga | 2005-10-30 16:56
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